お知らせ

2021年8月11日 あえて夕刊チラシ???

■夕刊チラシで顧客増!
きのう、春日井市内の新聞店主と立ち話をしました。
店主:折り込み広告もめっきり減ってねえ・・・
熊谷:新聞離れが多いそうですからね。
   夕刊を読む人はほとんどいないんじゃ?
店主:でもねえ、先日ある旅行会社がチラシ折込の依頼に来てねえ、
   「夕刊に入れてくれ」って言うんだ。
熊谷:えっ、読む人が少ない夕刊に???
店主:何でだと思う?

■客層を明確にしたから
店主:読み手をハッキリと定めていたからだよ
熊谷:具体的には?
店主:夕刊読む人ってどんな人だと思う?
熊谷:有閑(夕刊)マダム?
店主:そのネタは面白くないけど、答えに近い!
熊谷:今度使っていいですよ(笑)
店主:正解は・・・ヒマでお金があるヒト
熊谷:やっぱり夕刊マダムだ
店主:ヒマでお金があるシニア向け、ってわけだ!
熊谷:なるほど、で成果は?
店主:それはまだ聴いていないよ

■経営原則
ランチェスター戦略式経営改善の第一歩は、
なにを、どこの、だれに売りたいのかをハッキリさせること。
これが明確でないとターゲット顧客に届きにくくなるんですね。

旅行企画を、春日井市内の、ヒマでお金があるヒトに届ける。
この人達に確実に届くには・・・

そして次に大事なのは「競争をしない」こと。
土日の朝刊に入れたらどうなるか?

もうスーパーやら電気店やら求人やら・・・
そしてもしかしたら同業者の広告も・・・
色んな広告に埋もれて目立たなくなってしまう。

これをランチェスター戦略では
「不特定多数の確率戦」といい、
確率戦になると劣勢軍(小企業)が圧倒的に不利になる。

ライバルと戦わないフィールドで、
ターゲット顧客と一対一に持ち込むのが原理原則なのですね。

■なにを、どこの、だれにを考えよう
営業成績が振るわない場合、
営業強化に目が行きがちです。

もっと営業ツールを増やそう、
開拓先を広げよう、
客層を広げよう・・・

経営資源が限られた小企業は、
広げれば広げるほど経営資源が分散して、
広く浅く特長のない経営になってしまいます。

自社の「なにを、どこの、だれに」をぜひ
再考なさってみてはいかがでしょうか?

その知識が得られるのが、↓の勉強会です。
「戦略社長塾」
https://www.lanchester-kasugai.jp/seminar/strategy.html